Bacchus（バッカス）は長野を拠点とする日本のブランドです。 飛鳥工場という大型のギター工場を保有するディバイザー傘下のブランドで、工場が自ら手掛けるからこその質の高さは多くのミュージシャンに評価されています。 こちらは最上位のHandmade Seriesにラインナップされていた、STANDARDというモデルです。 当時はパッシブサーキット搭載モデルがWOODLINE、アクティブサーキット搭載モデルがSTANDARD、というモデル名になっていました。 この個体よりも古いものはGOTOHブリッジが搭載されていますが、こちらはセパレートタイプ。 最初期ではない、いわば二世代目といったところ。 ボディはAsh、指板は真っ黒なEbony。 このような素材は現在では簡単に使用できるものではありません。 PUはおそらくオリジナルですね。 プリアンプはBartolini XTCTです。 このプリアンプはセンター位置でわずかにBASS, TREBLEがブーストされている仕様です。 そのため、センタークリックはつけずにより自由なサウンドメイクを志向することがあります。（と思っていますが、たまたまでしょうか。） ということでこちらのモデルはEQのノブにはセンタークリックはありません。 Bacchusらしいウルトラスムースな弾き心地と、パワフルでシャープなサウンドが特徴的。 これが嫌いなベーシストは少数派でしょう。最高です。 フレットの残りはおおよそ80%ほど。 トラスロッドの動作は若干硬めですが、90°程度の動作は確認済みです。 ネックの状態は良好です。 ボディや塗装面の状態は、全体的に打痕やスクラッチ傷が散見されます。塗装が剥げて木材そのものの色が見えている箇所が数箇所あります。 電装系の状態は、良好です。 明確な改造点は見られませんでした。 コントロール : マスターボリューム、バランサー、トレブル、ベース、ミドル(キャビティ内) ナット幅 : 38.0mm ブリッジ部弦間ピッチ : 19.0mm スケール : 34Inch 製造年 : 不明 製造国 : JAPAN ギグバックに入れての発送となります。